2011年4月23日土曜日

「1単位あたり」が大切だから、掛け算、割り算が大切なのです。ここ、すごく重要です

なぜ、掛け算や割り算が大切なのか(これに関しての記事はここをクリック)。それは微分と積分に通じる道だからです。

なぜ、微分と積分に通じる道なのか。それを説明すると長くなるので別ページで改めて解説しますが、基本的には、全ての算数は微分積分へ通じるためにあるのです。

まあ、それはそれとして、

とにかく「1単位あたり、いくら」という考え方が重要なのです。

例えば、皿が15枚あります。一皿あたり3枚のロースハムを乗せます。
全部で何枚のロースハムが必要でしょうか?

このような問題がすべての基本になります。

この場合、一皿、が1単位になります。

ロースハムが45枚あります。
3枚ずつに分けたいのですが、皿は何枚必要でしょうか?

15枚の皿があります。ロースハムは45枚あります。
1皿あたり、ロースハムは何枚乗りますか?

このようにこの問題をアレンジして理解させましょう。

子どもたちは意外と、このような問題を面白がるものです。

算数の基本は、掛け算と割り算(×、÷)です

算数の基本は、足し算でも引き算でもありません。掛け算と割り算です。

と書くと語弊がありますね。

加減乗除、つまり足し算、引き算、掛け算、割り算(+、-、×、÷)の計算力は当然必要です。単純な計算力ですね。
これはスポーツで言えば筋力のようなもんですから。

しかし「考え方として重要なのは」、掛け算と割り算です。では、なぜ、考え方として、掛け算と割り算が重要なのでしょうか?

こちらの項目で説明いたします。