例えば「ありがとうございます」。あなたは子どもに強制して言わせることがありませんか?
「ほら、ありがとっていいなさい」「ありがとう、でしょ!」
こんなケース。
でも、ありがとう、は、本来、感情から発せられる言葉です。あなたの子どもが心から感謝していないばあい
あんまり「ありがとうでしょ」と強制することはお勧めできません。
感情にないことを表現する場合、人間は猛烈にストレスを感じてしまいます。
それは、強制された人に支配されている、と感じるからです。
これが癖・習慣になると、支配されることが普通になってしまいます。
このような状況は子どもの自立心や自尊心の発達を阻害してしまう可能性があります。
では、どうするか?
やはり親や保護者が見本を見せることです。これが一番です。
まず、あなたがやってみせましょう。
「ありがとう」って、あなたが心から相手に伝えたら
「ね、感謝すると、相手も喜ぶよね」って、付け加えましょう。
で、学習も一緒です。
「勉強しなさい」では、子どもはついてきません。
あなたが常日頃、勉強する姿勢を見せることです。
そして、子どもの学習に関しては、しっかり、子どもと話し合うことです。
子どもの気持ちをしっかり聞いて、あなたの思いもしっかり伝えて。
話しあうことですよ。